「大臼歯を抜いて、親知らずを奥歯にする!」矯正の治療方向は親知らずの利用

今回は私の治療方向についてのご紹介です。
前回同様に酷いイラストになりましたので、気にならない方のみの閲覧でお願いします。



歯科矯正のイラスト ©さんがつの歯科矯正を始めます


歯科矯正を始める前の歯並びをイラストでご紹介 ※前回の記事で、治療前の歯並びをご紹介しました。気になる方はこちらもご覧下さい。



精密検査を踏まえての治療の方向

矯正前の精密検査の内容とは?

実際の矯正治療を始める前に、精密な検査を行いました。
内容は主に下記の様な事を行います。
歯並びのレントゲンを撮る
歯の模型を作る為に歯型を作る
顎や歯の生えている位置やバランスを見るレントゲン(セファログラム)を撮る
噛み合わせをみる
検査結果を踏まえて先生が治療の方針を出す為に数日を要しますので、後日改めて再受診し、検査結果と治療方向の説明がありました。

この辺りの事は簡単に後日漫画にしてみました。受診の参考にはあまりならないかも知れませんが、本文内に歯型の模型を取る際の樹脂が苦手な方向けに気を紛らわすコツの様なものを少しご紹介しています。
歯科矯正の漫画 23 記念撮影?編 「親知らずのレントゲンと矯正の写真撮影」


当初の治療方向は「右と左の7番抜歯」

精密検査を受けて数日後の診察時のお話になります。

まず下記の第1案を提案されました。

歯科矯正のイラスト ©さんがつの歯科矯正を始めます

「一番奥の歯を抜いて、親知らずを奥歯にする。」になります。

先生の説明では「黄色の歯、左右7番を抜歯し、全体的に後ろに下げて揃える方向で考えています。」との事でした。

無料診断時に聞いていた治療の事だなぁと思いました。

ですが、このお話の後に、この1案とは異なる治療方向の説明がありました。



検査+歯並びの最終確認後の治療の方向

右は7番、左は6番の抜歯はどうか?

当初の第1案の治療内容では、右5番を6番の位置へ、抜いた7番の位置に6番を動かすという事になります。
先日の精密検査の結果から先生が考えられていたのは、この方向でした。

しかし実際は、「右側のみ7番の抜歯をやめて、6番を抜歯する。」という事になりました。

実は、精密検査の説明を受ける前に、先生が歯並びや噛み合わせを確認しました。(最終確認でしょか?)

それで、実際の歯の動きや噛み合せを見て「元々動きにくいとされる6番が7番の位置まで動くかどうか、判断が難しそうだ。」と考えたそうです。
先生曰く、「悩ましい歯並び」だそうです。

その時の説明内容を次にまとめてみました。


6番の抜歯を検討するに至った理由

という事で、普通はあまりしない6番の抜歯を検討する事になりました。
あくまで私の歯並びについてにはなりますが、その理由を箇条書きにしてみます。

①6番は元々動きにくい歯である
②8番の親知らずが、7番側に傾いて生えている
③7番より大きなスペースが確保できる

です。ざっくりいうと、6番が動きにくい歯であるという前提で、 「移動先のスペース(7番の位置)に先に親知らずが動いて来る可能性が高いので、いっそ6番を抜いてそのスペースに歯を並べましょうか?」という事です。
7番を抜歯しても、6番の動きによって今後の治療の方向が大きく変わる可能性があり、そうなる可能性が比較的高いという事が問題の様です。

その最悪パターンの流れを詳しく書いてみます。

6番の動きが悪く、抜歯で確保した7番跡の位置まで動かない
若しくは移動が殆どみられない

6番が7番の抜歯跡に移動するより早く、親知らずの8番が先に来る

6番は7番の位置には来ない

新たにスペースを確保する必要が出る

4番か5番を抜かないといけない

4番や5番を抜けば、歯の数が全体的に非対称になる

歯の全体のバランスを考えて他の歯を抜く可能性が出る

そうなる可能性が低いとは言えない

という事で、「上下28本で歯を並べたい!」という最初の前提が大きく崩れる可能性があるという事です。


6番を抜歯する場合のデメリット

では、「もう6番の抜歯で良いよね?」と思いますが、6番の抜歯についてはデメリットがあります。
先生は続けてデメリットについて説明して下さいました。

要するに「6番は、動きにくいほどに根のしっかりした歯である。」という事です。

丈夫で奥歯のかみ合わせの要とも言える歯。この一言に尽きる様です。
こう書くと、簡単な言葉で表現出来ますので、そんな大げさな〜と思いますよね。
ただ、一言で済む位に大事な歯なんだよとも言えるかもしれませんが····。


最終的に6番の抜歯を決断


歯科矯正のイラスト ©さんがつの歯科矯正を始めます


そういった最悪のパターンと、あまり想定しない6番の抜歯。

こうして最終的な決断は私に委ねられました。
「6番を残して動かす」か「6番を抜いてスペースを確保する」です。

そして先生と色々と話し合って、説明を受けて出した私の結論は、「6番の抜歯」でした。

決め手は、「他の歯を抜く可能性がある。」(あんまり抜きたくないですよね) という事と、「先生に6番抜歯の矯正治療の経験がある。」(実際に治療の経験があったのは、とても心強いです)という事です。

「先生を信じてやってみよう!」その時はそういう気持ちになっていました。
あと、6番の歯の重大さが素人の私にはよくわからないというのもありますね。



奥歯抜歯後の歯並び

という事で、右側6番、左側7番の抜歯済の歯並びのイラストです。

歯科矯正のイラスト ©さんがつの歯科矯正を始めます

この様な歯の状態です。大事な奥歯を2本も抜いて、治療を進めている状態ですね。

まあ、抜いて直ぐに歯の動きに大きな変化は見えませんが、徐々に動いていると思います。
以前の記事にも書きましたが、実際に抜くと奥歯の偉大さがわかりました。

食事が本当に大変です。
たかが一本、されど一本。歯って本当にみんな必要なのですね····。


抜いた後の歯のイラストをみると分かりやすいです。
少し説明します。

①右の歯列(向かって左)の6番抜歯跡に大きなスペースが出来た。
②右5番は、噛み合わせとしてして機能していない場所にある。
③右7番は下の奥歯との噛み合わせがあっていないので、(下は親知らずが横向きにあって手前押し出して、ずれている様です。)噛む事がが難しい。むしろ、不可能。

この様になって実際の食事は、左側の6番〜4番辺りで噛んで取っています。
この場所以外にモノを噛む場所が見当たらないのです···。
片噛みは良くないですけど、歯が動いてある程度並ぶまで仕方ありませんね。



最後に

という事で、上の歯の治療の方向をまとめてみました。
デメリットやメリット、最悪パターンを踏まえて出した結果なので後悔はありません。

現在記事を書いた時点では、実感するような動きはまったくありませんが、これから治療が進めば、変化が出てくると思います。

その時はこちらでご紹介してきたいと思いますので、よろしくお願いします。


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