歯科矯正のワイヤーが折れて誤飲した話

(更新日2021年4月20日)

こんにちはさんがつです。

ブログのタイトルの通り、矯正のワイヤーが折れました。
しかも折れしまった短い方をそのまま飲み込んだようです。

こういう事は頻繁に起きないと思います。出来事や思った、症状などについて書いてみたいと思います。


歯科矯正のワイヤーが折れて誤飲した話


歯科矯正治療のワイヤーの誤飲について

ワイヤーの折れた部分は?

矯正のワイヤーが折れた部分は、下あご左側6番~5番のあたりです。
長さは、1.5cmよりは短いと思います。

詳しい場所はイラストにかいてみました。


歯科矯正のイラスト ©さんがつの歯科矯正を始めます

奥歯の部分になりますね。


事故が起きた状況

続いて誤飲が起きた状況です。

事故が起きたのは職場で、恐らく昼食時に誤飲したと思われます。
気が付いたのは食後の歯磨きの時でした。

歯磨きの際に鏡を見ていたら何となく違和感を感じたのです。

それでよく見るとワイヤーが途中で折れていたのです。
鏡で見て気が付くくらいですから、破片がどこにも見当たりません。

口内に当然ないので、恐らく食物と一緒に飲み込んだようです。

それについては何となく心当たりがありました。
昼食時に「変な食感だなぁ」と思って食べていたポテトサラダのきゅうりは、実は矯正のワイヤーだったのではないか?と考えています。

そのポテトサラダですが、誤飲があった日はいつものご飯のお弁当では無く、トーストにポテトサラダを挟んだものを持っていったのです。

しかもパンの耳はそのままにしていました。

恐らくですが5枚切りのトーストを半分に切ったものをサンドイッチの様にして食べたので、パンの耳を食べたときに力がかかって折れたのではないかと思います。



一般的な誤飲について

矯正のワイヤーがの誤飲が疑われた時にとても怖いと思いました。
そして座席に戻りネットで対応を調べました。

ですが検索しても大人の異物誤飲の症例はあまり無かった上に、矯正ワイヤーの誤飲の記事は調べた限り有りませんでした。
(某知恵袋のサイトに少し載っていましたが・・・)

因みに誤飲の事で調べた時に気になったものがあります。

ネットの記事の中に、「鋭利な異物や細長い異物は、内腔の細い食道や大腸の曲がり角に引っ掛かかります」という恐ろしい一文がありました。
そうです。

矯正のワイヤーは細長い異物なので少々心配になりました。

どうやら最悪の場合は最悪は消化器系の病院での治療になるという話でした。

読み進めていくと、食道内に留まる異物は「内視鏡で早急に摘出することが必要」と書いてありますが、「胃内に落下した異物の80%は自然排泄される」とも書いていました。

このようにネットで得られた情報は、ほとんど無く(あまり症例がなかった・・・)具体的な事は何も出来ませんでした。

ただ「魚のホネみたいなもので自然に体外へ出るのを待つ。」みたいな文言があったので、「それはそうかもしれない」とも思いました。
また歯の矯正器具なのでまぁ大丈夫だろうとも思いました。

そして病院へ電話し、当日の予約が取れましたので、仕事が終わってから病院に向いました。


体調の変化

ワイヤーの誤飲の確立が100%ではないのですが、何となく胸の辺りが苦しいような感じがしました。

吐き気まではいかないのですが、少し息苦しい感じです。

誤飲のネット記事にも「消化管異物の70%は食道で停滞します。この際には咽頭や食道の違和感、疼痛、胸痛といった症状が見られます。」とありましたので、そうなのかもしれません。



矯正の病院での処置

誤飲の日は幸いなことに当日でも診察の予約がとれたので診察時に先生に聞いてみました。
緊急な事態だったので優先的に見てもらえた可能性が高いです。

誤飲について少し怖い感じもしたので、恐る恐る聞いてみたのですが、先生の答えは「大抵は問題ありません」との事でした。

また「そういう事が起こる可能性はある」とも言われましたので、ワイヤーが折れて誤飲してしまう事はレアケースでは無いようです。

そして「殆どは問題がないのでそのまま自然に排出されるのを待って解決をする。」という事で大丈夫という事でした。

大丈夫だろうとは思っていましたけど、先生に診察してもらいきちんと確認が出来て安心しました。

処置は折れた残りのワイヤーを外して、新しいものと取り替えてもらいました。

私は次の調整日が近かったので、一段階太いものに変えてくれました。

調整の直後であれば、同じ種類のワイヤーになると思います。




矯正ワイヤー破損事故の予防策

続いて対策についてですが、その前に個人的な反省として、矯正生活がそこまで不便でないので装置に全く気を使っていませんでした。

ワイヤーや装置には力をかけてはいけないとの事で、食事の内容には気を付けていたのですが、食べ方までは気にかけていませんでした。


今日のサンドイッチのように大きなサイズの食べ物をかぶりつくというのは控えたほうが良いと思いました。

出来れば一口位の大きさにして食べる方が良さそうです。
出来る限り装置の負担が少ない食べ方というのも考えた方が良いかもしれません。

パン自体は柔らかいものですが、トーストした耳の部分は少し硬いので、それを重ねて噛みきるというのは冷静に考えればやってはいけない事だっと思います。


まとめと感想

長い矯正生活には思ってもいないトラブルが出てきますが、近年はネットである程度調べる事が出来ますし、こういったブログで経験談を見る事で参考になったりします。

ですが、やはり一番はお医者様へ相談する事が大事だと思いました。

実はワイヤーの件で病院へ電話し診察の予約を取ったのですが、その際に誤飲の事は言いませんでした。

実際に誤飲があったかどうかは不明なのですが、やはりこういう事はキチンと説明をして指示を受ければ良かったと思います。
(気分が悪くなっただけですんだのですが、万が一という事もありますので。)

家に帰ったら「医者に聞かない内に勝手な判断をしないように」と夫に叱られてしまいました。

矯正に慣れて気が緩んでいたのだと思います。

ですが「器具を付けているという事は異物を付けている。」また、「破損や誤飲の可能性はある」という事を忘れてはいけない。と思った事故でした。

という事で、まとめです。

食事の際に異変を感じたら、装置の破損を疑う事
(そのまま飲み込まないですね・・・)
矯正器具の破損の際には、誤飲しないように気を付ける事
異変があれば直ぐにかかっているお医者様へ確認する事

以上が矯正のワイヤーが折れて誤飲した私の失敗談のお話でした。


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