歯科矯正で歯を削る?下の歯列のディスクングをしました!

歯科矯正で歯を削りました。
「歯を削る」というワードの意味が強すぎて驚かれましたか?これは、治療の中で行った「ディスキング」というものです。
私の治療の先生は「歯の表面を磨きます」と仰っていたので、ガリガリと削るという事では無さそうです。



歯科矯正のディスキング治療とは?

エナメル質を削る?

こちらの医院のホームページに説明がありました。
矯正治療の用語集 | 裏側矯正専門の【渋谷矯正歯科】
ディスキングとは
歯の横の面をエナメル質の範囲内で多少削って、歯の幅を小さくする方法。 抜歯するほどではない、わずかなスペース不足(1~2mm前後)のときにおこなう場合があります。 ストリッピング、IPRと表記することもあります。
どうやら歯の「エナメル質を削る治療」の様ですね。 ではそのエナメル質は歯のどの部分でどの位の厚みなのでしょうか?
エナメル質 | APAGARD
歯冠の一番外側、表面を覆う部分。エナメル質(えなめるしつ、Enamel)は、人体の中でもっとも硬い組織です。
このエナメル質、象牙質歯髄の3層構造で歯はできています。その色は半透明で、歯が白く見るのはエナメル質の下にある象牙質が透けて見えるためです。エナメル質の厚みには個人差がありますが、だいたい2~3ミリ程度です。
上記のサイト様の説明では、2~3ミリとの事ですね。歯の大きさで考えるとかなり分厚いように思います。

参考になるかどうかわかりませんが、少しイラストに描いてみました。
エナメル質は歯の一番外にある層でしたよ。


©さんがつの歯科矯正を始めます 歯のイラスト
矯正の病院では「1~2mmのスペース」を確保という事ですから、1本当たりの削り厚は、2mm÷12~14本の歯=0.16mmです。
エナメル質の厚みは、最低でも2mmとの事なので0.16mm削っても、10分の1いかない位との事なので安心しました。

エナメル質の全てを削ってしまう治療では無さそうですね。 

治療の様子は?

続いて私の治療時のご紹介です。
口内の治療なので、はっきりと器具は見ていないのですが、サンドペーパーの様なもので歯と歯の隙間を広げている感覚がありました。 治療の始めは隙間の上部を削っている様な感じで、徐々に歯の隙間(側面の部分)に器具が入っていく様な具合です。
ガリガリという様な音がして(実際にしているかどうかは不明ですが、口内の治療ですので、患者側に感覚として伝わっている可能性は高いです。)最終的に隙間を広げたら音が小さくなったり、しなくなったりする様に思いました。
口内に削れた歯?があるはずですが、そういったザラザラした感覚はありませんでした。 ですので、先生の仰るように「磨く」という感覚の方が近いと思いました。

治療後、「歯や歯茎がしみたり痛んだり、するかもしれません。」と言われましたが、そういった症状は全くありませんでした。

歯を抜かずにディスキング

私は抜歯症例の矯正ですが、下の歯は横向の親知らずを抜いただけですので、スペースが大幅に不足する歯並びではなかったのかもしれません。しかし重なりの大きいガチャガチャした歯並びでした。

本来なら抜歯をしそうな見た目ですが、そういう結果には至りませんでした。
「何故か?」というのは、先生の診断結果です。・・・という事なのですが、少し遡っておさらいしてみます。


下の歯を抜かなかったポイント1

・上の歯を14本で並べる。
何度もご紹介していますが、奥歯を抜いて親知らずを奥歯にしています。
つまり歯を抜いてはいますが、結果的に上の歯は親知らずが生える前と同じ本数で歯を並べます。
ですので、噛み合わせを考えると同じように14本の歯で下の歯を並べる方が機能的に問題が少ないという事は想像が出来ると思います。



下の歯を抜かなかったポイント2

・これ以上口元を下げると、見た目にも機能的にも問題が出そう。

機能面はポイント1の通り。続いては見た目です。Eラインのお話でもご紹介しました。


©さんがつの歯科矯正を始めます Eラインの写真

©さんがつの歯科矯正を始めます Eラインの写真

歯を抜くという事は歯列が後方へ下がります。以前も同じ横顔の写真を載せたのですが、下顎がこれ以上後方へ下がる(口元が引っ込む)と見た目が魔法使いのおばぁさんみたいになってしまい、見た目の印象が悪くなりそうだという事でしたね。


つまり下の歯をこれ以上抜くのは、歯の機能性と審美性から見て不適切という判断でした。

しかし、歯の重なりが大きいという事はスペースが足りていないという面もあります。
そこで抜歯するには至らないけど、少しでもスペースを確保したいのでディスキングを行ったと考えられます。



最後に

という事で、少々衝撃的な出だしから始まったディスキング治療のお話でした。
私は前回と前々回の調整で2回程行いました。
下の歯の全てにディスキング治療を行った感じはしていないので、歯の移動や様子をみて少しずつ調整しているのでは?と感じました。

ネットで検索すると少しネガティブなイメージのある治療でしたが、痛みも無く不具合もなくて良かったなぁと思いました。

こういった治療は、先生の技量や経験に委ねられる部分もありますので、矯正の専門医や、認定医に診て頂いた方がより安心かなぁとも思いました。

歯並びを綺麗に整えたい!歯科矯正のクリニック選びで大切な事
上記の記事内にも少しご紹介していますので、病院選びの参考にしてみてください。
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