何がなんでも抜歯!ではない「歯科矯正のEラインについて」

歯を矯正する上でスペースが足りない場合は抜歯をする事があります。
(今回は見た目の重要性も含めてのお話です。)



私は抜歯症例なのですが、親知らずを含めて28本で歯を並べています。

28本という事は、親知らずが無い場合の歯の本数と同じです。
という事は、もし親知らずが生えないとすれば、抜歯症例では無いとも言えるかもしれません。


何がなんでも抜歯!ではない「歯科矯正のEラインについて」

歯科矯正のイラスト ©さんがつの歯科矯正を始めます

抜歯の有無についての疑問

抜歯の有無について、疑問に思った事については、以前に記事にしています。

歯科矯正の抜歯、非抜歯について思う事 前編

歯科矯正の抜歯、非抜歯について思う事 後編 おまけ付き

抜歯症例の多いワイヤー矯正と、抜歯なしでOKと言われる事が多いマウスピース矯正の疑問部分についてです。
あくまで患者目線のお話ですので、矯正を始める前に参考程度にみて頂ければと思います。

その際にも記事にしたのですが、私の場合下の歯は親知らずの抜歯のみとなっています。
その親知らずも、「横向きに生えていた」ので、利用が出来ず、悪影響が出る前に抜歯という選択肢でした。

親知らずの抜歯について 抜歯をした方が良いの?しない方がいいの?

では下の歯は綺麗な歯並びだったのか?と言いますと、歯の重なりが多いがちゃがちゃの歯並びです。


大抵は小臼歯の抜歯

治療前の下の歯並びのイラストです。


歯科矯正のイラスト ©さんがつの歯科矯正を始めます


この様な感じで、歯を並べるスペースが無くて歯が重なったと見られる歯並びだと思います。

実は、病院探しの時の無料診断で、下の歯を抜歯するというパターンを想定されたという経験があります。
セオリー通りの小臼歯の抜歯です。


この様に、親知らずを抜いて、小臼歯を抜いて並べるというのが一般的な治療の方向の様です。



抜歯をしなかった理由

では、何故セオリー通りの治療にならなかったのか?ですが、以前にもご紹介しましたが「見た目と歯の噛み合わせに問題が出そう」という事です。

歯を抜いて並べるという事は、歯のアーチが小さくなるので、横から見るとした顎が後方に下がって見えると思います。


矯正は見た目も重要

それでは、私の治療前の横顔です。


歯科矯正のイラスト ©さんがつの歯科矯正を始めます


この様な感じでそもそも顎がしゃくれているので、Eラインの問題は無さそうです。
どちらかというと少々引込み気味だと思います。

もし、この状態で下の歯を抜いて並べますと・・・

歯科矯正のイラスト ©さんがつの歯科矯正を始めます

想像になりますが、後方へ下がり口元の印象が老けて見えます。
おとぎ話の魔女のおばあさんみたいな感じでしょうか?

たとえ歯が綺麗に並んでも、見た目の印象が悪くなるのであれば矯正は成功とは言えないかもしれません。



まとめ

という訳で、以前のエントリーに続いて「抜歯と非抜歯からさらに、歯を並べる為に何でも歯を抜けば良いという訳ではないよ!」というお話でした。

では、抜歯をしないで歯を並べるのが良いか?というと、今度は上のEラインが前に出る可能性があります。
歯並びが綺麗になっても口元がこんもりする可能性が出ると思います。


この様に、抜歯・非抜歯というのは歯を並べる為という大前提を抱えながらも、見た目が変わるという重要な側面にも関わります。

治療の際には歯の並び方もそうですが、見た目についても納得が出来るお返事のある医院を選ぶという事も重要だと思います。



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