歯科矯正の間に虫歯になったら治療の優先はどうなる?

(更新日2021年4月231日)

今回は歯科矯正中に虫歯になったらどの治療を優先するのか?のお話です。



歯科矯正治療と虫歯治療の優先について

そもそも矯正前に虫歯があった場合は、それを治してから矯正を始めるそうです。

しかし私のように矯正の途中で虫歯が発見された(虫歯になった)場合はどうするのでしょうか?

私の場合ですが「虫歯治療を優先するか」・「矯正治療を優先するか」のチョイスは虫歯の状態に委ねられる事になりました。

私のように大抵の方は虫歯の状態によるのだと思います。



虫歯治療を優先する場合

それでも一般的には虫歯の治療を優先すると思います。

その中でもマウスピース矯正は外せば治療ができます。

こうなると虫歯治療優先の一択だと思います。

ですが、マルチブラケット・ワイヤーのような歯に着けている装置の矯正の場合は、装置装置が邪魔になり本格的な治療が出来ない場合があります。

・虫歯の状態
・装置の状態
・矯正の進み具合

これらによって治療になるかを理解し、一般歯科の先生と矯正の先生の両方にきちんと説明が出来るようにも自分が症状を理解する必要がありそうです。

もちろん細かな事は先生から手紙のようなものを預かってお渡しするので専門的な事まで知らなくて良いのですけどね。



矯正治療を優先する場合

それでは矯正治療を優先する場合は、どういう事でしょうか?

これは恐らく矯正側の都合だと思います。

これは矯正の病院で「虫歯の疑いがあるので一般歯科に診てもらった方が良い」とは言われましたが、必ず診て治療をするようにとの指示はありませんでした。

当たり前ですが矯正の医院では虫歯かどうかの判断が出来ないのと、仮に虫歯だったとしても治療は出来ないので、どうしても矯正治療の事を考えると思います。

また「虫歯の状態によるだろうけど、出来ればこのまま歯を動かせるとこまで治療を進めたい。」とも言われました。

矯正をいったん止めるというのは歯へのリスクが大きいのだと思いました。

ただ「装置が付いた状態で虫歯の治療が出来ない場合は、矯正をいったん中止して装置を外して虫歯の治療を優先する。」とも言われました。

「歯を動かすことは優先的に考えたいけれど、虫歯でどうにも仕方が無い場合は矯正を一度中止することもやむを得ない。」との考えですね。

これも矯正側から見ると、虫歯を放置しその結果で歯の根が傷んだ場合は、矯正の歯の移動に耐えれないという事なのでは無いかと思います。



歯の移動によって治療が進める事が出来る場合もある

私の場合ですが6月の調整時に虫歯の疑いを指摘されて、実際に一般歯科の診察を受けたのは7月の始めです。

6月時点は歯が外側に移動している途中でした。

そして7月の始めに外側へ移動してきたので虫歯が見てもわかる場所になりました。

ここで歯自体が治療が出来る位置に来たという事です。

虫歯になっていても治療の器具が届かなければ治療も出来ないという事もあるのでしょう。

たそれとは逆の事になるのですが、虫歯の治療時に「どうしても装置が邪魔で治療が出来ない場合は、矯正の方へ外せるか確認する事になります」との事でした。

歯の移動も含めて、矯正の進み具合との調整で虫歯治療になるのだなとも思いました。



最後に

矯正を始めるにあたり左上の親知らずの虫歯治療をしました。
そして、今回右上の5番の虫歯治療を始めます。

この年になり2ケ所も虫歯が出来てしまいました。

歯を綺麗に並べ始めたら虫歯も出来たとは笑えない話ですが、親知らず、右上の5番は治療前の歯並びでいうと歯ブラシが届きにくい位置でした。

矯正を始めていなくても遅かれ早かれ虫歯になっていたと思います。

矯正中で無くてもこの年齢(40代)ですから、歯の健康についてもしっかりケアしていかないといけないなぁと強く思いました。

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